新保隼人が先制弾!富山第一を下した東海大仰星がベスト8!

 第95回全国高校サッカー選手権大会3回戦、等々力競技場では東海大仰星VS富山第一の試合が14:10にキックオフ。
 東海大仰星は2回戦に茨城県代表の鹿島学園を終了間際の劇的な勝利で4大会ぶりの16強に駒を進めベスト8を狙う。対するは2回目の全国優勝を狙う富山第一。立ち上がりから両校激しい球際のぶつかり合いとなる。富山第一は9番FW本村比呂を起点とし両ワイドMFの11番窪喜啓太と大江鉱丈がセカンドボールを拾い主導権を掴みにかかる。東海大仰星は素早いプレスから相手陣地でボールを奪い手数をかけずにゴールに迫る。9分に東海大仰星がゴール前からの混戦をMF9番新保隼人が押し込み先制に成功する。
 その後も相手ゴール前に迫ろうと一進一退の攻防が続くがお互いのDF陣が上手く要所を抑へ1-0のまま後半へと折り返す。富山第一はフレッシュな選手を入れて得点を狙う。個人技でボールを前に運びチャンスを作るがなかなかゴールまで結びつけることができない。対する東海大仰星は6番DF面矢行斗のロングスローでゴール前にボール入れるが集中した富山第一DFを破れない。しかし26分、東海大仰星のクロスがPA内でDFの手に当たりPKの判定。これを10番MF松井修二がきっちり決めて追加点。2点を追う富山第一は前線に人数をかけゴールに迫るがスコアは動かぬままホイッスルが鳴り響き試合終了。大阪代表・東海大仰星が準々決勝に駒を進め王者東福岡に挑む。

(文・佐々竜太)