そして、延長前半についに均衡が破れる。途中出場のクォン・ジュンソクが値千金の一発を決め東京朝鮮中高級学校が待望の先制点をゲット。対するなんとしてでも追いつきたい東亜学園は内田宏紀らがゴールを脅かすも最後まで相手ゴールネットを揺らせず。結局1-0で東京朝鮮中高級学校がリャン・ヒョンジュを欠く中、東亜学園を下し2年連続で西が丘進出を決め悲願の全国まであと2つに迫った。前回大会は惜しくもBブロック準決勝(レポート)で帝京に敗れ4強での敗退となった東京朝鮮中高級学校は11月6日に駒澤大学高等学校対専修大附の勝者と準決勝を戦う。
一方、駿台学園と日大豊山を2次予選で撃破してBブロック8強入りを果たした第73回の選手権出場校の東亜学園は豪雨の中、強豪相手に健闘するも無念の敗退となった。
(文・写真 編集部)