後半序盤、出足が少し良くなったかえつ有明(B)。高い位置からのディフェンスや、ラインをキープすることを意識し三菱養和SCユース(B)の攻撃を網にかけていく。攻撃も形になりだした。だが三菱養和SCユース(B)の勢いはそれを上回っていた。

 52分、ゴール右、角度のないところからシュートを放ち、ゴールへ突き刺す。チームの状態が上向いてきたときに見せられたスーパーゴールに、かえつ有明(B)イレブンにやや動揺が見られる。三菱養和SCユース(B)は、その浮足立ったところを逃がさず立て続けにゴールを奪っていく。
 55分にはFKを15番・小畑慶太郎が直接決め、この試合3点目。直後、11番が左サイドでのGKとの1対1を制し、ふわっと浮かせたシュートを放ちゴール。さらにゴール前に素早いクロスを送り込み、オウンゴールを誘い、64分には4番が左サイドからの折り返しに合わせてゴール。
 両サイドをワイドに使い攻撃を繰り出し続ける三菱養和SCユース(B)。84分には、12番が左からの折り返しをシュート。仕上げとばかりにゴールを決めた。
 前後半それぞれ6点、合わせて12点をあげた三菱養和SCユース(B)が大勝をおさめた。