4月29日、T4リーグAブロック第3節、かえつ有明(B)と三菱養和SCユース(B)の対戦が三菱養和巣鴨グラウンドで時折小雨のぱらつく中行われた。

 試合は序盤から三菱養和SCユース(B)ペース。かえつ有明(B)は勢いに押されたようにそのままずるずると下がってしまう。そうして両サイドから攻撃を勢いよく続ける三菱養和SCユース(B)だったが、かえつ有明(B)のGKの踏ん張りもあり、なかなか得点を奪えない。
 だが25分、ゴール前に駆け込む三菱養和SCユース(B)15番・小畑慶太郎めがけて左サイドからドンピシャの折り返しが届く。これをヘディングで合わせ、ついに先制点を奪う。
 27分には小畑が今度は自分でサイドからドリブルで持ち込みゴールへ流し込み2点目。さらに33分には、マイナスの折り返しを受けた9番・戸張颯太がシュート。ゴールを決める。

 34分、かえつ有明(B)7番・蓑輪海斗がGKをかわして無人のゴールへシュート。1点を返し、流れを引き戻そうとする。しかし、三菱養和SCユース(B)の勢いは止まらない。右サイドから5番が強烈なシュートを放つ。GKが弾いたボールは再び5番の足元へ。ゴール中央へパス。そこに待ち構えていた20番ががら空きのゴールへシュートを決め、すぐさま得点を取り返す。さらに40分には左からのCKを3番が頭で合わせて5点目。43分には裏へ走りこんだ20番が中央でパスを受け、ドリブルで持ち込みそのままゴールを決め6点目。堰を切ったようなあっという間の得点劇を繰り出した三菱養和SCユース(B)が前半を6対1と大量リードで折り返す。

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