試合風景

星稜が東海大福岡に6発大勝

FW窪田翔がハット!星稜が東海大福岡に6発大勝

 和倉ユースサッカー大会2日目、能登島サッカー場Aコート。14時にキックオフしたのは地元石川の星稜東海大福岡の一戦。キックオフ直後は東海大福岡のロングボールを多用した攻撃に流れを渡しかけたが、FW13番窪田翔のハットトリックを含む6ゴールの大量得点で快勝した。

 11分に左からのクロスの折り返しを44番木出雄斗がPA外中央付近でボールを受けると豪快にミドルシュートを突き刺し星稜が先制に成功する。続く13分、59番松尾航平が右サイドで粘り強くキープしフリーの木出へ。木出は先ほどと違い、狙いすますたミドルシュートで左上隅にゴールを決め星稜が追加点を奪取。攻撃の手を緩めない星稜は17分に中央からのスルーパスに反応した59番松尾航平が落ち着いて3点目を挙げると、さらに20分にはロングボールを松尾がヘディングで後ろに流すといち早く反応した13番窪田翔が沈めリードを4点に広げる。

 星稜の窪田は後半にも相手のGKへのバックパスをかっさらい抜け目なく追加点。そして、最後はスルーパスに反応しGKが飛び出したところをボールを浮かせて巧みなゴールでハットトリック達成。攻守にわたってゴール前での精度と決定力が勝敗を分ける結果となった。

(文・写真 佐々木竜太)