流通経済大柏vs浜松開誠館
PK戦の末に流通経済大柏が浜松開誠館を退ける
予選E組を１位通過した、浜松開誠館と予選I組を１位で通過した流通経済大柏の一戦。浜松開誠館は前日の試合で2点ビハインドから2点を返し、履正社から勝ち点1を奪い、予選最終試合の東京ヴェルディユースから勝ち点3を奪い勢いにのる。むかえた流通経済大柏は予選リーグを見事全勝で勝ち抜き、両チーム勢いにのっているチーム同士の戦い。序盤は、予選リーグを圧倒的な強さを見せた流通経済大柏がリズムをつかむと思いきや、試合の流れは浜松開誠館へ。両チームともロングボールを狙うチームだが、セカンドボールを浜松開誠館がひろい、ゲームをつくる。前半は両チーム、チャンスは作るものの、決定的な場面はつくれず、前半終了。
後半は、両チームとも両サイドの裏のスペースを狙い、ロングボールを蹴りこみサイドからしかけてチャンスを狙う。サイドからクロスをたくさん放り込むがなかなかゴールが奪えず。流通経済大柏はクロスからのこぼれで決定的なチャンスも後半はみせるが、浜松開誠館の守備は粘り強く、ゴールを奪えないまま終盤へ。後半はどちらかといえば流通経済大柏ペースで試合が動いていたが、ロングスローなどチャンスを幾度となくつくるが、結局両チーム点が奪えないまま、試合はPK戦へ。1本目を両チーム決めた、2本目先攻の流通経済大柏が落ち着いて決める。2本目の後攻、浜松開誠館が流通経済大柏GKに阻まれ、試合終了。0-0（PK:2-1）で流通経済大柏が、接戦を見事にものにする。
（文・写真 編集部）
