前半を2-0で折り返した國學院久我山が、後半も立ち上がりから襲いかかる。後半1分、國學院久我山は東京朝鮮中高級学校の甘くなったクリアを中盤で拾った8番髙橋黎がダイレクトミドル。キレイな弧を描いたボールはゴールに吸い込まれ、國學院久我山が3-0とリードを広げる。後半35分には國學院久我山、右サイドを抜け出した10番宮本稜大のクロスを中央で14番三富嵩大が落ち着いて決めて4-0。直後に東京朝鮮中高級学校も左サイドでチャンスを迎えるもシュートは國學院久我山ディフェンスがブロック。同42分、東京朝鮮中高級学校はペナルティエリア手前で國學院久我山キーパーのハンドで得たフリーキックだったが壁に当てモノにすることは出来ず。試合はこのまま終了し、4-0で國學院久我山が勝利を収めた。敗れた東京朝鮮中高級学校は勝ち点を積み上げることが出来ず、依然9位と残留に厳しい状況が続く。

 

(文 甲斐 雅人)