都立東久留米総合コンビが躍動!8地区が優勝

 2月12日、平成28年度地区選抜U-16研修大会の優勝をかけた最終戦は6地区と8地区の顔合わせとなった。

  互いに4-2-3-1にもみえるフォーメーションで試合開始のホイッスル。6地区は10番菊池陽(都立駒場)と7番今川雄太(都立駒場)の都立駒場コンビ中心に攻撃の糸口をつかみたい。対する8地区はテクニシャン14番の伊藤至人(都立東久留米総合)と運動量豊富な快速FW16番武田洸(都立東久留米総合)の都立東久留米総合コンビで攻撃陣を引っ張る。序盤から激しい攻防が繰り広げられる両チームの試合は31分にゲームが動く。8地区GK磐井雄真(都立東大和南)がキャッチしたボールを自陣にいる16番武田にスローイング。武田が中央の14番伊藤にボールを預けて前線に走る。伊藤が巧みにボールキープしタイミングよく武田にリターンすると武田スピードに乗ったままコントロールしDF2人をかわし角度のないところからのシュートでゴールネットを揺らし先制点。40分にはカウンターから伊藤から10番橋本光明(創価)が左足で沈めて2-0で後半へと折り返す。

 追いつきたい6地区も10番菊池にボールを集めるが、8地区5番山中龍斗(都立東久留米総合)と3番高橋幹基(都立東久留米総合)を中心に集中した守りを見せる。後半30分に中央から伊藤がミドルシュートを突き刺して点差を広げる。このままスコアは変わらず3-0で8地区が勝利をおさめ2月26日に行われる千葉との交流試合への切符を掴んだ。

(文・写真 佐々木竜太)