試合が動いたのは後半4分。MF世継昭斗が左サイドから中に入って逆サイドのFW小川愛斗が見事ゴールを決め都立東大和南が先制に成功する。しかし、明大明治は後半8分に目黒大樹がDFを背中に預けながら冷静にGKを抜きゴールを決め、すぐさま同点に追いつく。さらに直後の後半11分、今度はMF山本廉が値千金のゴールを決め、逆転に成功。その後も明大明治の猛攻は止まらず後半30分には左サイドMF宮崎誠也からゴール前のFW目黒大樹へスルーパス、一度DFをおいてシュート。GK下山が伸ばした手はわずかに届かず、ゴールが決まる。更に後半33分、明大明治はコーナーからゴール前に放ったボールをMF松尾が押し込み4-1へとリードを広げる。「まず一点!!」と大きな声を出して反撃を見せる都立東大和南だったが、このまま試合は終了。4-1で明大明治は16日に行われる2回戦で早稲田実業と対戦する。
(文・写真 新井恵)