5月6日、T3リーグBブロック第3節、早稲田実業対武蔵が私立武蔵高等学校グラウンドで行われた。早稲田実業はここまでリーグ2連勝。2試合で4ゴールを挙げている10番・直江健太郎を中心にここぞでの勝負強さを見せつける。武蔵は1勝1敗。前節はかえつ有明に大敗を喫しただけに、ここで勝利し切り替えていきたいところだ。
試合は序盤から早稲田実業ペース。11番・中村大和が再三、裏へ抜け出す良い動きを見せる。しかし、武蔵のディフェンス陣の踏ん張りもあり、PA内にはなかなか攻め込めない。
そんな中30分、早稲田実業5番・榎本大輝からのパスを受けた10番・直江健太郎が振り向きざまにシュートを放ち、見事にゴールを決める。
これまで攻め込まれ続けていた武蔵がカウンターを見せる。10番が抜け出しゴールに迫るが、ふわっと浮かせたシュートはゴールの枠外へ。
すると今度は早稲田実業がカウンター。11番・中村が飛び出しGKと1対1に。シュートを放つがこれを武蔵GKがスーパーセーブ。追加点を許さない。
その後もお互い攻めるも、ゴールへのチャレンジをしきれない展開が続き、前半を1対0、早稲田実業のリードで折り返す。