帝京vs都立東久留米総合
帝京が都立東久留米総合との死闘を制す
5月28日、平成29年度高校サッカーインターハイ東京都予選1次トーナメントブロック決勝で都立東久留米総合と帝京が対戦し、PK戦の末に帝京が勝利し2次トーナメント進出を決めた。
試合は立っているだけで体力を奪われるような、照りつける太陽の元、都立東久留米総合のホームで行われた。都立東久留米総合はGK澤田亜藍、DFラインは3番斎藤巧、4番古川正悟、5番上山泰生、14番小川大河、中盤は6番三浦聖、7番小野寺竜也、8番下川晴、16番矢野良輔、FWは2番島村優志、9番三上智哉を配置した。対する帝京は、GKは白井貴之、DFは2番久保莞太、4番岡本良太、3番柳大弥、5番中村祐隆、中盤は8番三浦颯太、6番渡辺楓、9番入澤大、13番菅原光義、FWは10番佐々木大貴、20番赤井裕貴が務めた。
試合開始と共に帝京が前からプレッシャーをかける。しかし、時間の経過と共に都立東久留米総合がボールを主体的に持つ展開へ。それに対し帝京はリスクを冒し、前からプレッシャーに行く場面と、後ろで待ち構える場面を高いクオリティーで使い分ける。前半27分、帝京8番三浦のパスに2番久保が抜け出しチャンスを作るも、これはGK澤田が対応する。同28分、都立東久留米総合7番小野寺が左サイドからカットインで、ゴールに迫るも、GK白井が対応する。直後の同30分には、帝京10番佐々木が20番赤井とワーツーで抜け出しゴールに迫るが、都立東久留米総合の堅い守備に阻まれる。ボールを持つ時間が長い都立東久留米総合であったが、チャンスを活かせきれず、このまま前半終了。帝京も心理的にはしんどい時間が続いたが、DFラインとGKの集中力で前半を耐えることに成功した。