後半、先制攻撃を繰り出したのは東京実業。15分、東京実業は国分寺エリアでFKを獲得するとDF森野が放ったボールは、ゴール前に走り込んできたMF初田がしっかりとゴールと決める。勢いに乗った東京実業はスピードを上げ、サイドからの攻撃を仕掛け、24分には右サイドからのパスに合わせたFW勝呂がゴールを決め2-0と引き離す。一方、2点のビハインドとなった都立国分寺は28分にボールカットから、キャプテンMF成瀬がゴールを決め1点差に迫る。粘る都立国分寺だったが、試合終了間際に、右サイドでボールを受けたMF勝呂にダメ押しとなるゴールを決められ万事休す。東京実業関東一への挑戦権を得た。

( 文・ 写真 新井恵)