東京実業のDF須田透真(写真=多田哲平)

 個性派集団をまとめるのは、闘志溢れるキャプテンだ。

 東京実業は10月23日、第101回全国高校サッカー選手権東京予選の2次予選Bブロック準々決勝で駒澤大学高等学校を2-0で破り、2年ぶりの準々決勝進出を決めた。

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 DF須田透真は気迫みなぎるディフェンスで駒澤大高の力強い攻撃をはね返し続け、完封に貢献。

 「本当に厳しい時間が長くて、押し込まれることのほうが多かった。相手の10番(加茂隼)が強烈だったし、他にも怖い選手が何人かいたけど、とにかくGKも含めて後ろの4人で必ずゼロで耐えようと。そうすれば、必ず1回はチャンスが来ると信じていました」と振り返る。

 また後方から声をかけ続け、チームを統率していたのも見逃せない。

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▽第101回全国高校サッカー選手権東京予選
第101回全国高校サッカー選手権東京予選