延長前半、1人多いアドバンテージを活かし終始相手コートで試合を進める國學院久我山。延長前半8分、國學院久我山はワンツーで抜け出したMF14番三富嵩大のゴールで逆転に成功する。延長後半も國學院久我山ペースが続く。延長後半3分、國學院久我山は中央で受けたFW11番松本雄太が1人かわし落ち着いて決めて4点目を奪取。同4分、都立府中東は、FW7番林田諒太がイエロー2枚目で退場となってしまう。そして、同7分、國學院久我山はFW9番加納直樹に代わって入った FW13番北澤快が都立府中東GKを抜き去り駄目押しゴールを決め5-2とする。試合はこのまま終了し、國學院久我山が苦しみながら準々決勝へコマを進めた。最後は退場に泣いた形となった都立府中東だったが、T1リーグ2位の格上、國學院久我山をあと一歩まで追い込んだ素晴らしい試合展開を見せた。
( 文・写真 甲斐雅人)