前半開始から成立学園がボールを持つ展開となる。それに対し、多摩大目黒はスピードとテクニックを兼ね備えた10番中村を筆頭に迫力のあるカウンターを仕掛ける。ただ、成立学園もリスク回避からか後ろで繋いだ後はロングボールやサイドからの攻めを選択する。

 そんな展開の中、成立学園の選手の高い個人技が試合を動かす。前半9分、成立学園は10番佐久間、11番窪田と左サイドで繋いでクロスを上げると、13番高木がこれにドンピシャで合わせてゴールを決め先制する。先制に成功した成立学園は更に同16分に11番窪田が追加点を挙げると、同26分には10番佐久間がサイドからの突破に中央で合わせ冷静にゴールに流し込み、リードを3点に広げる。

 成立学園は10番佐久間のドリブルとチャンスメイク、11番窪田のスピード突破とタレント豊富な攻撃陣に加え、4番村上、5番照山、6番菅原、8番鈴木が中盤とDFラインでのボール回しを可能にする。更に村上、照山、鈴木は守備でもフィルター役をしっかりこなす。成立学園は個と連携を組み合わせ、多摩大目黒の守備を惑わす。

 なんとか意地を見せたい多摩大目黒は前半のうちに選手を入れ替える。すると前半30分、右サイドからの突破から7番阿部がクロスを上げると10番中村が飛び込みこれに合わせる。これは惜しくもゴール左にそれてしまうも攻撃のテンポを多摩大目黒がつかむ。多摩大目黒は9番伊藤の身体を張ったポストプレーや10番中村、17番高木のボールキープからのスルーパス、6番國峯の前からのチェイシングなどで成立学園を脅かすシーンを演出するも、ゴールを割ることができず前半が終了。

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