序盤から國學院久我山がGKを使ったビルドアップから攻撃を組み立てる。一方、国士舘は3番和田航希を中心に粘り強く守り奪ったボールをDFの背後に配給し攻撃の糸口を掴もうとする。12分、國學院久我山はGKからのビルドアップからショートパスを使い相手PA内に進入すると20番鵜生川治巨が粘り最後は8番高橋黎がプッシュし幸先良く先制する。その後もMF3枚を中心にビルドアップから相手を剥がし、相手陣地での動きながらのコンビネーションでチャンスを作り出す。対する国士舘は前半は6番栗原力のシュート1本で折り返す。

 後半に入ると國學院久我山のサッカーに徐々に慣れはじめた国士舘がプレスからボールを奪う回数が増え両サイドを使った展開が増え始める。10分、13分、15分とシュートまで持ち込むシーンがあるがなかなか國學院久我山の牙城を崩せない。國學院久我山の疲れが見え始めると、前線の選手を交代させて前線の運動量を確保し相手に圧力をかけていく国士舘。最後は国士館が攻勢に出るも、最後までスコアは動かず試合巧者であった國學院久我山が決勝へ駒を進めた。

( 文・佐々木竜太 写真・石津大輝)