FC東京U-18は後半20分に、22番今村涼一に代わり25番鈴木智也を投入。残り10分を切り、ビッグチャンスがFC東京U-18に訪れる。後半21分、中央のパス交換から13番吉田和拓が抜け出しGKと一対一。しかし、ジュビロ磐田U-18の12番加藤隼登が回り込み必死のディフェンスでゴールを割らせない。そんななか訪れた次のチャンスは23分のジュビロ磐田U-18。20番岩元ルナが左サイドから中へ持ち込み、ペナルティエリアから右足でミドルシュートを放つとボールはゴール右へ突き刺さり、待望の先制ゴールが生まれる。1点のビハインドとなったFC東京U-18もすぐさま11番横山塁に代えて19番芳賀日陽を投入するが、無情にも試合終了のホイッスル。虎の子の1点を守り切ったジュビロ磐田U-18が、第5回 和倉ユース(U-18)サッカー大会2017を制した。
(文・写真 甲斐雅人)