後半も武蔵越生ペースで進み、13番 竹入 俊輝が右サイドから仕掛け、素晴らしいクロスも越ヶ谷DF陣が体をはってゴールを死守。越ヶ谷はカウンターから、10番関根健太が、ゴールキーパーの位置をよく見てループシュートを狙うが、惜しくも外れる。後半16分に試合が動く。ゴール前で、ボールを受けた武蔵越生10番斎藤律が、GKの位置をよく見て、右隅に流し込む、ビューティフルゴールで先制点。その後も、武蔵越生は左からのクロスを途中交代の1年生、24番小枇ジェイがヘディングシュート、追加点かと思われたが越ヶ谷GK名取克起がファインセーブ。残り10分、越ヶ谷は前線に3枚を残し、前からプレスをかけていくが、武蔵越生は両サイドをうまく使いプレスを回避。同35分には、斎藤律と11番寺川陸人の素晴らしいパスワークから左サイドを崩して、決定機を作るがゴールならず、そのまま試合終了。武蔵越生はキャプテンでセンターバックの横矢駿幸を中心に無失点勝利し、15日に行われる2回戦でふじみ野と戦う。
(文・古部亮 / 写真・金澤 涼雅)