攻めあぐねながらも、交代選手が勝利を手繰り寄せる!

チーム最多のシュートを放った井ノ元和之

 春期リーグ開幕戦で東京情報大に11対0、第2節では淑徳大学に9対0という大勝を飾り、好スタートを切った城西国際大学。4月19日の第3節は、江戸川大学をホームに迎えての一戦だ。試合は13時50分、小雨がパラつく中でのキックオフとなった。

 城西国際大のスタメンは、GK平山優樹、最終ラインは左から津川暢彰、大野嵩仁、廣瀬智行、近藤諒大。中盤は前節に引き続いて田中崚平と小栗和也がダブルボランチを組み、左サイドMFに黒木利樹、右サイドに難波祥平。前線は浜田幸織と井之元和之が2トップを組み、4-4-2の布陣でスタートした。

 「相手に完全に引かれてしまったので、攻めあぐねましたね。もっと攻めてよかったのかもしれないけど、相手のカウンターも警戒しなければならないですし……」。小山哲司監督の試合後のコメントが、この試合の苦戦ぶりを物語っていた。
ポゼッションでは城西国際大が江戸川大を圧倒し、試合はほぼ、相手陣内で展開された。MF小栗和也が中盤の底からゲームを組み立て、FW浜田幸織のポストプレーから相棒の井之元和之が裏に抜け出す形で何度もゴールに迫った。しかし、DF近藤諒大のクロスからFW浜田幸織が放ったヘディングシュートがクロスバーを直撃し、詰めていたFW井之元和之の粘りのプレーは相手DFがブロック。この前半18分のシーンに象徴されるように、ボールを保持し、攻め込んではいるもののフィニッシュの場面で詰めが甘く、ゴールネットを揺らすことができない。

 すると小山哲司監督は、34分に早くも1枚目の交代カードを切る。 立ち上がりに右サイドを再三にわたって突破していたMF難波祥平を下げ、MF藤井慎之輔を送り込む。「どうしてもきれいに崩そうとするから、手数をかけすぎて守られてしまう。一対一で勝負できるんだから、もっとシンプルにサイドを突破してクロスを上げて、こぼれ球を狙ったり、CKを取ったりしてほしかった」(小山哲司監督)という意図の交代策だったが、その後もなかなかリズムを作れず、スコアレスのまま前半を折り返す。

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