競り勝った城西国際大、決勝進出!

復帰試合で2ゴールを挙げた香川を祝福
城西国際大は10日、千葉県大学サッカー選手権大会準決勝(明海大学グラウンド)で江戸川大と対戦。2対1と競り勝ち、決勝進出を果たした。
この日は4−4−2システムでキックオフを迎えた。GKは平山優樹。DFは左から徳元悠平、重行拓也、廣瀬智行、近藤諒大の4バック。中盤は小栗和也と田中崚平がダブルボランチを形成し、左攻撃的MFに村下和也、右攻撃的MFには藤井慎之輔が入った。2トップは香川滉太、井之元和之が組む4-4-2システムで試合に臨んだ。
「ポゼッションが全てじゃない。縦に速く、強く、全員で守り、全員で攻めろ!」
小山哲司監督は試合開始前にそうゲキを飛ばし選手たちをピッチへと送り込んだ。江戸川大とは4月19日に行われた千葉県大学サッカーリーグ1部春期リーグ第3節で対戦している。試合は2対0で勝利を収めたものの、堅い守備ブロックを自陣に敷いた相手の戦術に苦戦を強いられていた。だからこそ、ボールを回すことだけで満足してはいけないと、監督は気迫を込めて選手にメッセージを送った。
しかし、試合はキックオフ直後から予期せぬ展開を迎えた。前回の対戦で徹底的に引いて守ってきた江戸川大だが、この日は序盤から高い位置でのハイプレスを連動。ボールを奪うために積極的に仕掛けてきた。
城西国際大は相手のアプローチに戸惑いを隠せず、なかなかボールを落ち着かせることができない。ボール回しで慌てる場面が散見し、攻撃の糸口を掴めず、チャンスが生まれない時間帯が続いた。
それでも前半34分、帰ってきたエースがチームの背中を押した。左サイドを村下がドリブルで突破。深い位置からグラウンダーのクロスをあげると、中央で待ち構えていた香川が左足で冷静に流し込み先制。約1ヶ月ぶりに実績に復帰したエースが悪い流れを断ち切る起死回生のゴールを決めた。
さらに同36分、勢いに乗った香川が追加点をあげる。中央でパスを受けた藤井が前線にボールを運び、チャージに迫った相手選手の裏を狙う浮き球のパス。これを巧みな胸トラップで受けた香川がボックス内に侵入し、相手GKが詰め寄る中、右足を伸ばして左ネットに沈めた。
前半に2点のリードを得た城西国際大だが、同43分に相手のバー直撃のシュートを許すなど、一進一退の展開が続いた。

