三笘薫はエデル・ミリタンとマッチアップ(写真=徳原隆元)

 日本代表は6月6日、FIFAランキング1位のブラジル代表と対戦。ここまでの通算成績は7戦で1分6敗と一度も勝利したことがない王国を相手に0-1と、またも苦杯をなめさせられる結果となった。

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 この試合で72分からピッチに立った三笘薫(ユニオン・サンジロワーズ/川崎フロンターレU-18出身)は、以下のように振り返る。

 「相手は全員攻撃ができて守備ができて、ドリブルができてパスができるという平均値がとてつもなく高い。こっちもそこは上げていかないと。1試合は勝てるか引き分けられるかもしれないけど、圧倒的な差がまだまだあると思う。勝つ確率をもっと上げていかないといけないかなと思いました」

 突破力が武器の三笘も、対峙したエデル・ミリタン(レアル・マドリード)を完全に崩しきることができず、決定的な仕事をできないまま試合を終えた。

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