柏U-18のDF足立凱(写真=多田哲平)

 右サイドで豪快にアップダウンを繰り返して攻守に厚みをもたらすだけでなく、鋭いキックでチャンスの起点となる。

 高円宮杯 JFA U−18サッカープレミアリーグ2022 EASTの第10節・JFAアカデミー福島U-18戦(3-1)で2ゴールを演出したのは、右SBを担うDF足立凱(3年)の右足だった。

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 まずは3分。右CKから足立が柔らかいボールをゴール前に供給すると、FW大木海世(2年)のシュートのこぼれ球を、MF花松隆之祐(3年)がヘディングで押し込んだ。チームを勢いづかせる先制ゴールだった。

 そして2-0で迎えた80分。今度は左CKから足立が鋭いボールを放り込む。MF大橋斗唯(3年)が頭で折り返すと、さらにニアサイドでFW山本桜大(3年)がリターン。最後は大橋がヘディングでネットを揺らした。相手に主導権を握られていた時間帯に奪った、値千金のダメ押し弾となった。

 2点を演出した足立は言う。

 「ニアと真ん中、どっちにも味方が良い形で入ってきてくれるので、どちらかに良いボールを放り込めば、絶対に点が入ると思っています。キックには自信があるし、今日も良いボールが配給できました」

 足立がプレースキックを蹴り始めたのは昨年末で、今季から本格的にキッカーを任されている。『俺が蹴りたい』、そうチームメイトに伝えたのだという。

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▽高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022 EAST
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