前橋育英を率いる山田耕介監督は磐田東への想いを口にした(写真＝多田哲平)
前橋育英(群馬)は令和4年度全国高校サッカーインターハイ（総体）の3回戦で聖和学園(宮城)に2-0で勝利を収め、8強入りを決めた。
試合を通じてボールをまわして主導権を握り続けると、33分にDF山内恭輔(3年)のゴールで先制し、38分にFW小池直矢(3年)の追加点でリードを広げた。
一方、守っては、相手にシュートを1本も打たせないどころかペナルティエリアへの進入すらほとんど許さなかった。
圧倒的に試合を支配しての勝利はパーフェクトに近いものだった。
そんな完勝劇の裏には、ある想いがあった。2回戦で対戦するはずだった磐田東への想いだ。この静岡の代表校が出場辞退となり、前橋育英は不戦勝という形で3回戦へと駒を進めていた。
山田耕介監督は明かす。
令和4年度全国高校サッカーインターハイ（総体）