試合風景

“駒澤魂”胸に雨中の80分間を戦い抜く!駒澤大高5年ぶり東京王者返り咲き

 憧れの夢舞台まであとひとつ。14日、第94回全国高校サッカー選手権東京都大会Aブロック決勝に24年ぶりの優勝を目指す堀越と5年ぶりの王座奪還に燃える駒澤大学高等学校が登場。先週末の準決勝と同じくここ西が丘にて、全国を懸けた対峙を迎えた。

 雨模様となったピッチにて、3-5-2のシステムを組んだ堀越に対し、駒澤大学高等学校は4-4-2の布陣。
 序盤から攻勢を仕掛けたのは駒澤大学高等学校。FW深見侑生、FW野本克啓の2トップを最前線に配置し、徹底的にボールを供給。敵陣に押し込んだ位置からの攻防を続け、主導権を握った。左サイドMF矢崎一輝を起点にチャンスが生まれる中で12分には右サイドからのファーストチャンス。MF栗原信一郎のクロスに矢崎が合わせる。さらに13分、右サイドからDF髙橋勇夢のアーリークロスに飛び込んだのはMF竹上有祥。一度、堀越GK横山洋に阻まれたところ、再び詰めるもゴールには至らず。

 それでもその直後、前述のビックチャンスを逃し落胆の色を隠せない駒澤大学高等学校スタンドに伏兵が歓喜をもたらす。14分、決めたのはDF髙橋勇夢。CKのチャンス、野本のクロスに対し、態勢を崩しながらもヘッド一閃。ボールは見事にファーサイドネットに吸い込まれ、駒澤大学高等学校が先制に成功する。

 一方、序盤のビハインドに都立三鷹中等教育学校に敗れた昨季決勝の悪夢が過る堀越
 それでも守備時にはDF福山健介、DF小沢颯、DF富樫草太と並んだ3バックに、左サイドMF小磯雄大、右サイドMF齋藤一輝を加えた5枚の最終ライン形成で対応。副主将としてこれまでチームを支えたDF東岡信幸不在の苦しい台所事情をカバーした。

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