V目指す尚志、昌平に逆転勝ちで暫定首位に浮上 次節・青森山田との大一番

尚志MF藤川壮史が先制ゴール(写真=河野正)

 高円宮杯 JFA U−18サッカープレミアリーグ2023 EASTは10月7日、第17節の2試合が行われ、尚志(福島)が2-1で昌平(埼玉)に逆転勝ちし、勝点を40に伸ばして暫定首位に浮上した。3連敗の昌平は、勝点16で暫定7位のまま。

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 最初に決定機を迎えたのは尚志で前半2分、CB髙瀬大也(3年)が右CKをファーポストからヘッドで完ぺきに捕らえたが、わずかに右へ外れた。

 昌平もだんだんとリズムをつかみ、司令塔の長準喜(3年)やボランチの土谷飛雅(3年)、右MF大谷湊斗(2年)が攻撃をリード。流れに乗っていた前半13分、大谷の右クロスが相手DFに弾かれ、こぼれ球に素早く反応した長がゴール左に決めて先手を取った。

 その後も土谷のミドルシュートをはじめ、大谷や1トップ小田晄平(3年)がいい角度から狙ったものの、追加点を奪えなかった。

 昨年度の第101回全国高校選手権に出場した当時のレギュラー5人のほか、交代でピッチに立った選手も3人残り、選手層の厚さを誇る尚志も徐々に反転攻勢に出た。

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