名古屋U-18vs横浜FCユースは球際の激しい攻防に(写真=志水麗鑑)

 後半に入ると1点ビハインドの横浜FCユースが反転攻勢に出る。50分にはFW30前田勘太朗(1年)が左サイドからクロスを上げ、中央でMF11永田滉太朗(3年)が合わせる。だが、シュートは相手GKに防がれた。

 暑さもあるなかで名古屋U-18にミスが増え始め、対する横浜FCユースは攻撃のギアを上げていく。相手のプレスをいなせるようになり、61分にはMF永田のラストパスからMF朝見が惜しいシュートを打った。

 勢いづく横浜FCユースはボールを失ってもハイプレスをかけ、徐々に敵陣に押し込んでいく。72分には左サイドを切り崩し、MF永田のポストを受けたMF8加藤嵩寅(3年)が絶好のエリアからシュートを放ったが決めきれなかった。

 名古屋U-18は劣勢を強いられたものの、足を止めずに守備で耐える。すると75分、敵陣で相手のパスをカットしたMF14野田愛斗(3年)が左足を一閃。強烈な一撃で追加点をマークした。

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