白井、PK戦で辛くも市立柏に勝利~決断と反省の後半39分といまの代の持つ強み~

白井イレブン

 10月22日、第102回全国高校サッカー選手権千葉予選決勝トーナメント3回戦が県内各地で行われ、市立柏白井が対戦した。

 先手を打ったのは白井。16分、コーナーキックからFW9鳥羽燦が頭で決めて先制。32分、負けじと市立柏もコーナーキックからFW9塚原成洋が押し込み、同点に追いつく。

 引き離したい白井は35分、今度はフリーキックからDF5伊藤万理が決めて、2‐1で前半を折り返した。

 迎えた後半、両チーム、攻めては守り、守っては攻める、一進一退の攻防が続いた。

 そして終了間際の39分、市立柏、左サイドからのクロスにふたたびFW9塚原が決め、2-2の同点に追いつき、試合は振り出しに戻った。勝ちたい気持ちはともに同じ。後半アディショナルタイムでは両チーム、1回ずつ決定機を作ったものの、守備陣の頑張りで阻止しあって、前後半10分ハーフの延長戦に突入した。歓声とため息が交錯するなか、決着つかず、PK戦へ。

 5人終わった時点で両チーム2人ずつ失敗。6人目、7人目とともに成功し迎えた8人目。先攻の白井が成功し、後攻の市立柏。これをGK17小川健が止めてようやく試合終了。

 白井が辛くもPKで市立柏を退き、ベスト8に進出を決めた。なお、次の相手は市立船橋。

 

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▽第102回全国高校サッカー選手権千葉予選
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