修徳、エースの一撃で4強進出

ンワディケ・ウチェ・ブライアン・世雄が決勝弾(写真=松尾祐希)

 試合に決着を付けたのはエースの一撃だった。

 10月28日、第102回全国高校サッカー選手権東京予選2次予選の準々決勝が駒沢補助競技場で行われ、第2試合で修徳は大森学園と対戦。1-1で迎えた後半のアディショナルタイムにンワディケ・ウチェ・ブライアン・世雄(3年)が決勝点を挙げ、準決勝進出を決めた。

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 前半からペースを握ったのは修徳だった。いつものように最終ラインから丁寧にボールを繋ぐだけではなく、ロングフィードもうまく使いながら攻撃を展開。アバウトなボールが多くなったが、189cmの大型FWブライアンがうまくボールを収めて、サイドから攻撃を繰り出した。10分には左ウイングの田島慎之佑(3年)のヒールパスに抜け出したブライアンがゴールを狙う。28分には右ウイングを務める豊田海晟(2年)の右クロスに田島が頭で合わせる。惜しくもポストに嫌われたが、徐々に相手ゴールに迫っていく。すると、33分だ。豊田の右クロスに田島が反応。ファーサイドに走り込むと、ヘディングでネットを揺らした。

 以降も大森学園の強度の高い守備に苦戦しながらも主導権を掌握。前半を1点リードで折り返した。

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▽第102回全国高校サッカー選手権東京予選
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