鹿野湧さん

 栃木シティ、しながわシティのプロチームに帯同し遠征のスケジュール管理、用具管理など現場での様々な事象を見聞きすることで知見を広められる。専門的な講義を受け、フットボール界に太いパイプを持つ職員のネットワークを生かし、各クラブでインターンシップも行っている。これにより即戦力として活躍できる能力を身に付ける。

 講義での英会話や会計学、栄養学、パソコン基礎編などは3学科を通じて共通した科目で、マネージャー概論がこのコース独自の授業となっている。実技系科目だと、チーム活動実習に力を入れている。

 マネージャー概論や英会話などは継続するものの、2年生になると他のコースと同じく、重心を実技系科目に移行する。チーム活動実習に多くの時間を割き、チームを手厚くサポートできるプロフェッショナルの輩出に心血を注いでいる。

 一期生の鹿野湧さん(2年)は、小学校1年生からボールを蹴り始め、相模田名高校(神奈川)3年までサッカーを続けていたが、早くからマネージャーの仕事に関心があり専門学校へ入ることを決めた。

 「自分は中学2年の頃からマネージャーを目指していました。高校3年の7月にシティアカデミーの存在を知り、ここでたくさん学んで将来はプロクラブのマネージャーになろうと考えました」

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