それでも名門復活の兆候は十分。2014年シーズンは伝統の背番号“8”を受け継いだMF大石竜平を中核に据えると、プリンスリーグ東海では開幕から好調を維持。前半戦首位に立った浜松開誠館や選手権8強の静岡学園、4連覇を狙ったジュビロ磐田U-18らを退けて初優勝を飾った。初のプレミアリーグを目指した参入戦では初戦で瀬戸内に勝利後FC東京U-18に敗れて昇格は失敗に終わったが、選手の自主性を重んじ、それぞれが持つ個性を最大限活かす魅力溢れるサッカーが披露された。

 2015年シーズン、見据えるのは全国の舞台。清商の伝統を胸に秘めた清水桜が丘が勝負の3年目を迎える。

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