続いて有力校の裏で今季開幕から好調を維持する中堅校は躍進を果たす。2次トーナメント進出を決めた東京実業暁星高等学校早稲田実業らはいずれも今季リーグ戦で好調を維持してきたチーム。FW栗田マーク、DF境亘平ら攻守の要が安定する東京実業は現在T2リーグ首位。今大会では1次予選グループ決勝で実践学園を破るなど2次トーナメントに向けて楽しみな存在となっている。

 また、関東大会都大会では前回大会王者都立駒場を撃破し4強進出を果たした武蔵や、支部予選から怒涛の勝ち上がりを見せた都立小松川ら新鋭校も健闘。それぞれグループ決勝で敗れるも堂々のパフォーマンスを披露し、選手権に弾みのつく結果を得たと言えるだろう。

 関東大会都大会を制した関東一、同準優勝の國學院久我山を加えた10校が競う2次トーナメントは6月6日にスタート。東京代表の座を巡る熾烈な最終ラウンド、待ち遠しい開幕が刻一刻と迫っている。

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高校サッカー総体(インターハイ)東京都大会