続いて東京実業の背中を僅差で追う以下2チームに注目。まずは2位に着けるFC東京U-18(B)。リーグ最多得点数を誇る強力攻撃陣の活躍が目立ち、ここまで10試合7勝2敗1分け、勝ち点22を積み上げる。開幕後の3戦を1勝1敗1分けで終えるなど低調な滑り出しとなったが、昨季T3リーグ王者は徐々に本領発揮。第8節FCトリプレッタユース戦以降3戦連続で先制点を失う展開が続くように、後手を取る展開が目立つが、それでも勝ち点を積み上げていくあたりは高評価。十分に優勝を狙える位置までこぎつけているだけに、後半戦の戦いにも期待したいところだ。
3位はFCトリプレッタユース。FC東京U-18(B)と勝ち点で並ぶも得失点差で大きく水をあけられる形となっている。1年でのT1復帰を目指す戦いが続く中、ここまで着実に勝ち点を積み上げてきた。現状トップ3入りは固いと見られているが、後半戦の戦いぶりは果たして。
一方で、前述のFCトリプレッタユースと共に昨年T2降格を味わった堀越、都立三鷹中等教育学校は1年での復帰は厳しい状況。都立三鷹中等教育学校にいたっては、昨季7年ぶりに選手権を制した王者の面影はなく、開幕から7戦7敗と一向に光は差し込まない。後半戦に向けて、まずは今季初勝利を目指し2年連続での降格を是が非でも避けたいところだ。
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2015年 東京 T2リーグ