平成26年度高校サッカー総体(インターハイ)が2日に山梨県で開幕し、大会は2回戦まで消化。高校サッカードットコムでは、4日に行われる3回戦の注目カードをピックアップ!全国の高校の頂点をかけた熱い戦いは、ますますヒートアップ!

■初芝橋本(和歌山)対大津(熊本)
1回戦で日大山形を、2回戦で習志野を相手に快勝を収め危なげない勝ち上がりを見せている初芝橋本。2試合で8ゴールを叩き出している攻撃陣の出来がチームを支えている和歌山県代表が初の全国制覇へ最高のスタートを切った。対する大津も1回戦で浦和東との名門校対決に5ゴール圧勝。2回戦ではPK戦までもつれ込んだ立正大湘南との接戦を制して駒を進めてきた勢いがある。ここまで結果を出してきている両チームの攻撃陣の好調の維持がこの3回戦の勝敗を左右するだろう。

■前橋育英(群馬)対矢板中央(栃木)
優勝候補前橋育英が3回戦に登場。1回戦で大会屈指の好カードとなった京都橘との一戦では注目のMF渡邊凌磨の2ゴール1アシストの活躍もあり4対0で圧勝。2回戦でも初出場、柳ヶ浦を退け前評判通りの勝ち上がりを見せている。一方の矢板中央も初戦となった2回戦に勝利。前日の1回戦で駒大高を下して勢いに乗る中京大中京と対峙し3対2で接戦をモノにした。注目の“北関東対決”の結果やいかに!?。

■星稜(石川)対帝京三(山梨)
3回戦注目の対戦の一つ。初戦となった2回戦で米子北相手に5ゴールを叩き込み力の差を見せつけた星稜。昨年度選手権で惜しくも準優勝に甘んじたリベンジを果たすべくまずは難しい大会初戦を突破した。そんな星稜に挑むのは開催県代表の帝京第三。地元の声援を背に1回戦で秋田南に6対2、2回戦で松山北に3対1で快勝を収めた。相手がどこであろうと関係ない。速攻スタイルの攻撃的サッカーを貫きベスト8を目指す。

■野洲(滋賀)対広島皆実(広島)
激戦のブロックを抜け出すのはどちらの強豪か。まず注目は広島皆実。1回戦で全国制覇の実績のある鵬翔に2対1で競り勝つと、迎えた2回戦では連覇を目指す市立船橋と激突。3対2と見事な逆転勝利で優勝候補筆頭の王者を撃破した。ここまでの2試合では広島皆実にやや分があるような見方だが、野洲も決して負けてはいない。パスサッカーを武器にベスト8進出を狙う。

■山梨学院大附(山梨)対東福岡(福岡)
シードのため初戦となった2回戦で東海大翔洋に2対1で競り勝ち3回戦進出を決めた山梨学院高等学校。同じく3回戦へ駒を進めた帝京第三とともに山梨の夏を更なる勝利で盛り上げることはできるか。しかしそこに大きく立ちはだかるは東福岡。注目を集めた作陽との1回戦では6対0の圧勝を見せつけると、2回戦でも神戸弘陵相手に怒涛のゴールラッシュ。終わってみれば8対1と桁違いの攻撃力を見せつけた勝利となった。両チームが顔を合わせる3回戦、次戦に進むのはどちらの高校か。

3回戦を勝ち抜き、ベスト8へ駒を進めるのはどの高校か。インターハイ制覇を目指し、各校がしのぎを削る。

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高校サッカー総体(インターハイ)2014年ページ

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