ムードメーカーの副キャプテンの萩原陸選手
――今年はどんなサッカーを目指してますか?
萩原:前線からプレスをかけてショートカウンターを狙ってます。他のチームは、結構サイドから早いクロスを入れてくると思うんですけど、自分たちは1年生の時から、細かく短いパス回しで中央を崩していくことを意識しています。
――名物のきつい練習はありますか?
矢野:例年、山梨で行われる全員参加の夏合宿での走り込みですかね。毎年、フィジカルトレーニングメインなんですけど。。去年はそうでもなかったんですけど、自分たちが1年生の時がすごかったです。その時の3年生なんかは走る量がものすごくて。走り終わったあとはきつくて泣いている人もいました。それぐらいきつい走り込みで。。。もう頭がおかしいじゃないかという量を走っていました。朝6時から6キロ走って、朝食を食べてまた走って。昼食が終わったら午後また走って。そのあとちょっとボールを触ってといった感じなんですよ。夜は自主練で、でも夜ご飯の時間がちょっと遅れると、その後みんなでまた走る。本当にすごかったですね。その夏合宿を越えたら3年生も引退を感じる時期になるんですよ。
――練習は外部のグラウンド以外ではどこでやっているんですか?
日名:外部のグランドから戻ってきたら、校内のテニスコートにミニゴールを出して、そこで戦術の練習をする感じですね。
矢野:ウェイトトレーニングは各カテゴリで時間や曜日が決められているので、時間を分けてお昼の時とかにやる形です。フルコートでやるのは試合の時くらいですね。
――オフはあるんですか?
矢野:カテゴリーによって分かれたりはするんですけど、トップチームは基本月曜日がオフです。ただ場合によってはオフがなくなったりもします。
――今年の目標は?
矢野:インターハイは負けてしまって夏は終わったんですけど、まだまだリーグ戦がこれからあります。リーグ戦も中々勝ててなくて厳しい状況なんですけど、その厳しい中で自分たちキャプテン、副キャプテンがどれだけチームをまとめられるかで選手たちの気持ちだったり、プレーも変わってくると思います。3人からチームを盛り上げて、まずはTリーグで1勝して、あとは最後の冬の選手権に向けて練習に励んでいきたいと思います。
信頼の厚い副キャプテンの日名悠太選手
矢野:自分たちは鈴木コーチ(鈴木仁HC)から、「日々の練習の積み重ねで、自分たちの結果がすごく変わってくる」という話を伝えられていて、現状を変えるために自分たちは積み重ね練習して、応援してくれる人たちをもっと魅了したいと思っています。試合に出てる人はサッカーの技術を持っていると思うので、もっと上を目指して自分たちが変わることで、この代から新しいことを発信していきたいと思います。
萩原:去年は強くて、T2リーグで優勝してT1リーグに上がってきて、東京実業に注目して見ててくれた人がいると思うんですけど、今はちょっとふがいない結果で、でもここから踏ん張っていくので、東京実業に注目してほしいと思っています。
日名:個人としてもチームとしてもまだ結果を残せてないので、ここから巻き返してTリーグ上位を狙っていきたいです。自分は絶対全国に出たいと思っているので、まずは次の試合を勝って、東京実業を盛り上げていきたいです。
――東京実業サッカー部のみなさん、貴重なお話有難うございました。