修徳vs関東一より

■修徳対関東一
注目の一戦は修徳に軍配。“個の力”の修徳と“組織の力”の関東一という構図で取り上げたこの対戦、試合を決めたのは修徳の司令塔小野寺湧紀。0対0で迎えた試合終盤に決勝点を記録した背番号10はまさにこの試合のMVPに値する活躍。一発勝負のトーナメントで強さを見せる修徳が総体のリベンジを果たし準決勝に駒を進めた。

■国士舘対東農大一
PK戦まで縺れ込んだ激闘を制したのは“挑戦者”東農大一。総体4強国士舘相手に先制すると、追いつかれて迎えたPK戦を3対1でモノにした。下剋上を果たした東農大一、勢いそのままに西が丘に向かう。

<Aブロック総括>
 波乱が続出したAブロック。優勝候補大本命の駒澤大学高等学校都立三鷹中等教育学校にまさかの金星献上。足元を救われる形となった総体王者に続き、国士舘東農大一に、関東一修徳にそれぞれ接戦を落とし敗退。大方の予想が次々と覆される結果となり、4強が出揃ったAブロックの中で頭一つ抜け出すのは修徳。西が丘での経験値は他を上回る昨年度覇者は次戦、都立三鷹中等教育学校と激突。対抗一番手堀越は東農大一との準決勝に臨む。

 総体4強がすでに姿を消すなど波乱が続く今大会はいよいよ舞台を西が丘へと移す。夢の全国へ、残すは来月8、9日に準決勝、同15日に決勝が予定されている。

東京都大会2次予選Aブロック観戦記事
東京都大会2次予選Bブロック観戦記事

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