12月30日、いよいよ幕を開ける第93回全国高校サッカー選手権。高校サッカードットコムでは出場全48校を紹介！第6弾は、いずれも出場回数が2桁を超える伝統校がじっくりと全国を目指してきた【中国編】！
①年、回数
②予選結果
③選手権における最高成績
④主なOB
■岡山：作陽
①2年ぶり22回目
②全4試合9得点2失点
決勝：vs玉野光南1対1(PK8対9)
③準優勝(06年度)
④青山敏弘(サンフレッチェ広島)、櫻内渚(ジュビロ磐田)
連動性溢れるパスワーク求める理論で構築されたサッカーを体現する岡山の名門。その中心には背番号10を背負う司令塔、U-17日本代表伊藤涼太郎を据え置き、勝利を積み重ねてきた。予選では苦戦も見受けられたが、実力は疑う余地もなく全国トップレベルであり目標とする全国制覇を達成する可能性は十分だろう。
■広島：広島皆実
①2年連続11回目
②全6試合24得点0失点
決勝：vs如水館3対0
③優勝(08年度)
④森重真人(FC東京)、増田卓也(サンフレッチェ広島)
2次リーグから登場すると他を寄せ付けない圧倒的な強さで広島連覇、それと同時に総体との2冠も達成した。緑と黒の縦縞がトレードマークとされる広島王者の誇るスピード感溢れる堅守速攻はまさに一級品。
■鳥取：米子北
①5年連続10回目
②全4試合21得点0失点
決勝：vs米子東2対0
③2回戦進出(12年度他)
④昌子源(鹿島アントラーズ)
今や県内無敵を誇るも待たれるのは全国での好成績。今年も既定路線通りの優勝を決めた米子北が5年連続の選手権登場。部訓「心・技・体・和」のもと成長を遂げてきたイレブンが臨む集大成、準優勝した09年高校総体の快進撃を、場所を変えたこの選手権で再現したい。