12月30日、いよいよ幕を開ける第93回全国高校サッカー選手権。高校サッカードットコムでは出場全48校を紹介!第8弾は、全国制覇を目指す強豪揃い!【九州・沖縄編】!

①年、回数
②予選結果
③選手権における最高成績
④主なOB

■福岡:東福岡
①2年連続16回目
②全4試合20得点2失点
決勝:vs九州国際大付1対0
③優勝(97年度、98年度)
④長友佑都(インテル・ミラノ)、本山雅志(鹿島アントラーズ)
圧巻の公式戦52戦無敗、史上初の高校三冠を達成した97年以来の夏冬制覇は“赤い彗星”の視界にはっきりと映っているのではないか。Jリーグ入りが内定している中島賢星、増山朝陽、そして総体得点王に輝いた木藤舜介らが形成する前線のタレント性、破壊力は他を凌駕する。優勝候補大本命に挙げられる全国屈指の伝統校は、かかる重圧を跳ね除け日本一の称号を狙う。

■佐賀:佐賀東
①2年連続8回目
②全5試合32得点1失点
 決勝:vs佐賀学園2対0
③2回戦(05、08、13年度)
④赤崎秀平(鹿島アントラーズ)、中原秀人(アビスパ福岡)
ボールを確実に繋ぐスタイルで勝負することを目指した今季は2年ぶりの全国総体出場などを経験し、チームとしての成熟度が増す。佐賀県大会では常に主導権を握る試合を展開し勝ち上がりを見せてきた。これまで阻まれ続けてきた2回戦の壁を今年こそは突破し快進撃を果たしたい。

■大分:中津東
①3年連続4回目
②全5試合22得点1失点
 決勝:vs情報科学3対0
③初戦敗退
④河野和正(元セレッソ大阪)
ショートカウンターを中心とした堅守速攻で大分県大会を制覇。3連覇達成で今年も全国切符を掴みとった。過去3回の出場はすべて初戦で苦杯を舐めているものの、手応えを自信に変えて臨む今大会は11年度に4強進出した大分高を超える成績を収めたい。

■長崎:長崎総合科学大附
①3年連続3回目
②全4試合10得点4失点
 決勝:vs海星2対1(延長)
③16強(12年度)
④-
近年一気に頭角を現し、選手権初出場を果たした2年前には16強まで駒を進めるなど成長著しい長崎王者。3連覇を目指した今大会決勝では今夏総体8強の海星と激闘を演じた末の勝利で全国出場を決めた。総監督はかつて名門国見を率いた名将、小嶺忠敏氏が務めるなど強力なバックアップも心強い。

【次のページ】 第93回全国高校サッカー選手権 全48出場校紹介【九州・沖縄編】(2)