8月3日に開幕を迎える全国高校サッカー総体。高校サッカードットコムでは地域ごとに注目校を紹介!第4弾は【関西編】! 地元開催のインターハイ。圧倒的な声援を味方につけ全国に挑むのは、新旧の兵庫県代表校だ。まずは開催県第1代表の座を得た滝川第二。浜口孝太、樋口寛規の“ダブルブルドーザー”を擁した2010年には全国選手権を制した強豪も、近年は思うような結果が残せていない。昨季は総体、新人戦のタイトルを神戸弘陵に譲り、2年ぶりに出場した全国選手権でも初戦敗退を喫した。強い決意を持って臨む今シーズン、最初の全国タイトル獲得に向けて、地元兵庫での総体優勝を目標に掲げる。兵庫県予選では、3回戦から登場すると西宮東、甲南、芦屋と3戦連続無失点勝利。準々決勝で市立尼崎を退けると、迎えた準決勝では神戸弘陵を4対1で下し、前回大会決勝で完敗を喫したライバルを一蹴する形で全国切符を獲得した。今チームでは、昨季から主力を務める攻撃陣がチームを引っ張る。変幻自在のドリブルが光るMF持井響太や、運動量豊富なプレーメーカーMF田中聖也、さらにはプリンスリーグ関西で今季4ゴールをマーク(第7節終了時点)し、得点ランキング2位にランクインするFW横浪直弥らがその代表格。彼らの活躍は名門の躍進に必要不可欠となりそうだ。 続いて悲願の初出場を掴んだ三田学園。昨秋選手権、新人戦に続き、総体兵庫県大会も準優勝。コンスタントに好成績を収めながらも、まさにシルバーコレクターと評される第2代表は、開催県に与えられる特別枠を掴み、全国への挑戦権を得た。記念すべき初の晴れ舞台、歴史的初勝利を地元で挙げることができるのか。