昨季決勝で涙を飲んだ前橋育英(群馬)も初優勝を見据える。鈴木徳馬(現筑波大)、渡邊凌磨(現インゴルシュタット)といった看板選手を擁した昨季を経て、今季はプリンスリーグ関東でゴールを量産するMF横澤航平、FW野口竜彦らを中心にチームを作り上げてきた。まずは屈指の好カードとして注目を集める大津(熊本)との初戦にどう臨むのか、“上州の虎”が迎える船出は必見だ。

 その他、激戦区埼玉からは西武台の今季4冠を阻む形で正智深谷が3年ぶりの出場。加えて、夏冬茨城連覇を果たした明秀日立(茨城)や、山梨学院高等学校との山梨県ファイナルを制した帝京第三(山梨)、栃木3連覇を達成した矢板中央(栃木)が関東圏代表として名を連ねている。

▽関東
明秀日立(茨城)初出場
矢板中央(栃木)3年連続7回目
前橋育英(群馬)2年連続19回目
正智深谷(埼玉)3年ぶり2回目
市立船橋(千葉)2年ぶり20回目
國學院久我山(東京A)2年連続4回目
駒澤大学高等学校(東京B)5年ぶり2回目
桐光学園(神奈川)2年ぶり9回目
帝京第三(山梨)2年ぶり10回目

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2015年 第94回全国高校サッカー選手権