駒澤大学高等学校FW深見侑生(写真:選手名鑑より)

 高校サッカードットコムでは全国津々浦々、強豪校の2015年シーズンを振り返る!今回は5年ぶりに選手権出場を果たし、過去最高の8強入りを成し遂げた駒澤大学高等学校(東京)をピックアップ。

【 駒澤大学高等学校(東京)・5年ぶり選手権で初の8強入り!主力が多く残る新シーズンも期待 】

 関東大会、総体といったトーナメントコンペティション、さらにはTリーグと今季はシーズン序盤からメンバーの固定に労力を要し、思うような結果を生み出せず。それでも「夏場から少しずつ成長、進化を遂げてきた。」と大野祥司監督が話すようにチームは選手権に向けて上々の仕上がりを見せると、並み居る強敵を退け5年ぶりの東京制覇。さらにその勢いは全国でも衰えず、開幕戦の阪南大高(大阪)戦勝利を皮切りに、2010年度に記録した過去最高の16強を上回る8強入りを成し遂げた。

 充実の選手権を経て、チームは新たに生まれ変わる。それでも守備陣を中心に、主力が多く残る来季も駒澤大学高等学校が東京における主役を担う可能性は高い。守護神GK鈴木怜や、CBでコンビを組むDF佐藤瑶大、DF西田直也、さらにはMF矢崎一輝らが中心となり、2016年シーズンも要注目の存在となりそうだ。

▽2015年主なシーズン戦績
リーグ戦:東京T1リーグ6位
総体:東京都大会2回戦敗退
選手権:全国大会8強

▽2015年ピックアップゲーム
2015年 第94回全国高校サッカー選手権東京二次予選決勝 vs堀越(東京)
観戦記事:「“駒澤魂”胸に雨中の80分間を戦い抜く!駒澤大学高等学校5年ぶり東京王者返り咲き」

▽2015年ピックアッププレーヤー
【FW深見侑生】
 今季は主将という重責を担い、全国屈指の大所帯を束ねた。また、FWとしてはFW野本克啓らと2トップを組み最前線にて攻守に奮闘。選手権では開幕戦で大会初ゴールをマークすると同時に、準々決勝ではDFの一角を務めるなどユーティリティ性も発揮した。 

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駒澤大学高等学校