中京大中京は青森山田と初戦で激突

 7月27日に開幕を迎える平成28年度全国高校総体「2016 情熱疾走 中国総体」サッカー競技。東海地区からは静岡学園刈谷中京大中京帝京大可児三重が各県の予選を勝ち抜き全国総体への出場を決めた。

 静岡県からは3年ぶり5度目の出場となる静岡学園が総体の舞台に帰ってくる。分厚い攻撃が伝統の静岡学園だが、決勝トーナメントでは5試合連続無失点を記録。準々決勝以降は、1-0、0-0(PK:5-4)、1-0といずれもロースコアゲームで競り勝った。全国を懸けた決勝戦では初の決勝進出となった浜松開誠館と対決。MF若山修平のゴールで奪った1点をJ注目のGK山ノ井拓己中心に守りきり静岡学園が1-0で下しプリンスリーグ東海での雪辱を晴らし全国総体への切符を掴んだ。3年ぶりとなる全国総体では初戦で一条(奈良)と対戦する。

 愛知県からはインターハイ愛知予選決勝リーグ上位2校の刈谷中京大中京が出場する。20年ぶりの優勝を果たした刈谷は5年ぶり20回目の全国総体。一方の“ミスター・グランパス”こと岡山哲也氏が監督を務める中京大中京は4年連続19回目の全国総体出場となる。愛知代表の2校は刈谷が山形中央(山形)と、中京大中京(愛知)が青森山田(青森)と激突する。

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