前回大会全国8強の米子北(前回大会1回戦vs佐賀学園戦より)

 いよいよ今月27日に開幕する平成28年度全国高校総体「2016 情熱疾走 中国総体」サッカー競技。今夏全国総体で盛り上がる中国地方の代表は米子北(鳥取)、立正大淞南(立正大淞南)、岡山学芸館(岡山)、広島皆実(広島1)、瀬戸内(広島2)、西京(島根)の計6校。

 7月3日現在、立正大淞南や広島皆実、岡山学芸館らも参戦しているプリンスリーグ中国では5勝2分けで首位を走る昨年度全国総体8強の米子北が4戦20得点1失点で9年連続で鳥取を制覇した。2009年には準優勝を果たしたこともある米子北は初戦となる2回戦で那覇西(沖縄)と横浜創英(神奈川)の勝者と激突する。

 島根からは“山陰の雄”立正大淞南が9年連続11回目の全国総体出場。前回大会4強の立正大淞南は無失点優勝で島根予選を制し、プリンスリーグ中国では7月3日現在3位。本大会では2回戦からの登場となり、中京大中京(愛知2)と青森山田(青森)の勝者と激突する。初戦の相手に不足はない。

 プリンスリーグ中国所属の岡山学芸館は決勝で強豪・作陽をMF池平直樹、MF竹内盛真、MF浅野達郎のゴールで3-1で撃破し新人戦との2冠を達成し全国総体に臨む。前回大会は前回大会準優勝の市立船橋(千葉)と1回戦(レポート)で対戦し1-3で敗れ初戦敗退となった岡山学芸館。今大会も初戦でプリンスリーグ関西で7月3日現在2位でU-19日本代表FW岩崎悠人擁する強豪・京都橘(京都)と対戦する。初戦の勝負の行方は如何に。

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