1月8日、全国の高校サッカープレーヤーが憧れる冬の風物詩、第96回全国高校サッカー選手権決勝が埼玉スタジアムで41,337人 の大観衆が見守る中行われ、前橋育英(群馬)がteam]流通経済大柏[/team](千葉)を下し初優勝を果たした。高校年代最高峰のリーグ、プレミアリーグ勢の3校、青森山田(青森)、東福岡(福岡)、米子北(千葉)や全国総体優勝の流通経済大柏(千葉)、前回大会準優勝の前橋育英(群馬)など48校が冬の日本一を懸けて戦った高校サッカープレーヤーの夢の舞台を振り返る。

強豪校が続々敗退

 2015年度の優勝校であり今大会も優勝候補の一角と目された東福岡は後半アディショナルタイムにゴールを許し富山第一(富山)に敗戦。3年前に冬の高校日本一の称号を手にした星稜や名門・京都橘なども2回戦で姿を消す結果となった。また、連覇を狙ったJ内定のMF郷家友太とFW中村駿太擁する青森山田もシュート数は相手よりも9本多い15本を浴びせるもセレッソ大阪内定のFW安藤瑞季に決勝ゴールを許し長崎総科大附(長崎)に敗れ3回戦敗退となった。その他、全国総体8強の関東一(東京)も早期敗退となった。

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▽第96回全国高校サッカー選手権予選
第96回全国高校サッカー選手権日程結果