佐々木達也主将

 前回大会覇者で新人戦、総体予選に続き県内3冠を狙ったプリンスリーグ中国制した作陽を0-2からの逆転勝ちで全国への扉を開いた。

 総体予選では準々決勝敗退と悔しい結果に終わった岡山学芸館。しかし、最後の大会となった選手権予選。全国まであと1勝に迫った決勝では後半終了間際にMF藤井大地のゴールで同点に追いつくと、延長後半9分にはMF鶴海翔大が値千金の逆転ゴールを決めて全国切符をもぎ取った。

 

 2016年度に初出場した際は初戦敗退という悔しい思いを経験したこともあり、MF永田一真は「今年のチームは守備で我慢強く、そしてカウンターをしかけ、ポゼッションもできます。ベスト8を掲げてやってきましたが、まず、一昨年1回戦で負けたので初戦を突破したいです」と謙虚に語った。まずは前回出場時に果たせなかった全国初勝利を目指して初戦でプリンスリーグ東北所属の遠野(岩手)と対戦する。

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▽第97回全国高校サッカー選手権
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