大津は青森山田に完敗

 昨年末から行われた第97回全国高校サッカー選手権が1月14日に閉幕した。九州地方からは東福岡(福岡)や長崎総科大附(長崎)、大津(熊本)などが全国の強豪校と対戦した。

 福岡予選では近年で最も苦しんだFC東京内定のDF中村拓海擁する高校年代最高峰のリーグ、プレミアリーグWEST所属の東福岡は全国大会初戦では地元の浦和南(埼玉)に快勝したが、2回戦で来季からのプレミアリーグ昇格を決めている尚志(福島)に0-2で敗れ死のゾーンを勝ち上がることは出来ず早期敗退となった。初の全国選手権出場となった佐賀予選を制した龍谷(佐賀)は全国初戦で羽黒(山形)に勝利。3回戦ではDF今村慎二の先制ゴールにより、80分までは1点をリードして試合を進めたが、終了間際にプリンスリーグ東北所属で全国常連の秋田商(秋田)に一瞬の隙を突かれ全国8強が目前で消えた。昨年度全国8強で湘南加入のMF鈴木冬一擁するプリンスリーグ九州所属の長崎総科大附(長崎) はプリンスリーグ北信越所属の帝京長岡(新潟) と対戦。MF鈴木のゴールで先制するも、前半終了間際に同点に追いつかれ、後半終了直前には、逆転ゴールを許し1-2で敗れ全国を去った。

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▽第97回全国高校サッカー選手権
第97回全国高校サッカー選手権日程結果一覧