千葉の市立船橋が歴代最多優勝
7月26日に沖縄県で開幕を迎える令和元年度(平成31年度)全国高校サッカーインターハイ(総体)。高校年代最高峰のリーグ、プレミアリーグ所属の青森山田(青森)、大津(熊本)、東福岡(福岡)といった全国の代表校が夏の高校日本一の座を懸けてしのぎを削る。各都道府県予選を制した強豪校が集う本大会。果たして出場52校の頂点に立つのはどの高校になるのか?大会まで3週間となった全国総体に備え、優勝回数ランキングを紹介する。
歴代最多優勝は本大会出場を逃した市立船橋歴代優勝回数ランキングトップは通算9回を数える平成28年度全国高校サッカーインターハイ(総体)王者の市立船橋(千葉)。記念すべき初優勝は遡ること1987年の北海道で行われた全国総体。参加校増加に伴いこの年から2枠の出場権が与えられた千葉から、八千代松陰と共に出場した市立船橋は初出場ながら快進撃を続けると、決勝戦では前年の優勝校だった国見(国見)を2-1退け、初の戴冠となり、これが市立船橋栄光の歴史のスタートとなった。
続いて優勝回数ランキング2位は5回の優勝を誇る国見。言わずと知れた高校サッカー界の名将・小嶺忠敏氏(現長崎総科大附監督)が率い、1986年の初優勝を皮切りに全国トップクラスの実績を並べる。高校3冠を成し遂げた2000年の大会ではMF大久保嘉人が得点王を獲得する活躍を見せ、通算3回目の日本一。また、FW平山相太がエースとして君臨した2003年大会、さらに翌2004年の大会でも強さを見せつけ連覇を達成している。そして、今年も全国にやってくる東福岡(福岡)は3度の優勝を誇り歴代5位タイに位置している。優勝回数ランキングは以下の通り。
-優勝回数ランキング-
1位:9回
市立船橋(千葉):1987,1988,1998,2001,2007,2008,2010,2013,2016
2位:5回
国見(長崎):1986,1993,2000,2003,2004
3位:4回
清水商(静岡):1989,1990,1994,1996
清水東(静岡):1972,1980,1981,1991
5位:3回
帝京(東京):1976,1982,2002
東福岡(福岡):1997,2014,2015
7位:2回
藤枝東(静岡):1966,1971
浜名(静岡):1970,1974
四日市中央工(三重):1983,1984
流通経済大柏(千葉):2008,2017
▽令和元年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和元年度全国高校サッカーインターハイ(総体)