(写真=石黒登)

 第98回全国高校サッカー選手権千葉予選決勝は、市立船橋が2年連続全国準Vの流通経済大柏を3-2で振り切り、3年ぶり22回目の全国選手権出場を決めた。

 総体予選は準決勝で日体大柏に完封負けを喫し4強敗退。高校年代最高峰のリーグ、高円宮杯 JFA U−18サッカープレミアリーグ2019 EASTでも第13節までは勝ち点12と苦しんだ。しかしその後、プレミアリーグで復調すると選手権千葉予選もライバルを倒し県制覇。苦戦を強いられていたプレミアリーグでも5位で全日程を終えた。

 千葉県決勝で昨年度のファイナリストである流通経済大柏との打ち合いを制した攻撃力は本物。個人で見ても、DF植松建斗や清水エスパルス加入内定MF鈴木唯人など各所に世代別代表の経験者が並ぶ。6度目の全国制覇を狙う湘南ベルマーレ内定のDF畑大雅、清水エスパルス加入内定のMF鈴木唯人ら擁する市立船橋は日章学園(宮崎)と初戦を戦う。

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▽第98回全国高校サッカー選手権千葉予選
第98回全国高校サッカー選手権千葉予選