DF明田洋幸(國學院久我山)
12月1日、高円宮杯 JFA U−18サッカーリーグ2019東京の東京都リーグ1部(T1リーグ)の第17節で、今冬の全国選手権に出場する國學院久我山が成立学園と1-1で引き分け最終節を残し優勝を決めた。これで國學院久我山は関東大会予選、インターハイ予選、選手権予選、T1リーグと見事に東京4冠を達成した。
「インターハイ出場決定までは非常にチームも調子が良かったが、その後リーグ戦も成立学園に負けてインターハイも1回戦で神村学園に負けて、チームの雰囲気も良くなかったし自信をなくしていた」(FW山本航生副主将)。
FW山本が話す通り、インターハイ後に調子を落とした國學院久我山だったが、「『自分たちのサッカーが出来れば勝てるんだ』と強くと信じ、出し切れないメンタル面の課題を練習から意識して『良い雰囲気を心掛けて選手権へ向けて頑張ろう』『絶対選手権出よう』」(FW山本)とチーム一丸となり自信を取り戻し、全国準優勝を果たした2015年度以来の全国切符を手にした。
組み合わせ抽選の結果、初戦が前原(沖縄)との開幕戦に決定。DF明田洋幸主将は「開幕戦というのは、なかなか出来ないのですごく楽しみです」とコメント。その開幕戦では「『美しく勝て』という久我山サッカーのスローガンがあるが、泥臭くプレーするというのも自分たちの特徴の一つでもある。多彩な攻撃をしながら、得点源もあるので、しっかりと自分たちのプレーをしたい」と意気込んだ。全国制覇を目指す國學院久我山の初陣は30日14時5分キックオフだ。
▽第98回全国高校サッカー選手権東京予選
第98回全国高校サッカー選手権東京予選