DF小林虎太郎主将(仙台育英)

 今夏の全国総体に出場した聖和学園プリンスリーグ東北所属で大会3連覇を狙う仙台育英の頂上決戦は、仙台育英が不運な形で先制点を許してしまう。前半16分にGK佐藤文太のキックが味方に当たり、そのこぼれ球をFW柴田弦哉に流し込まれ失点。それでも1点を追いかける仙台育英は、後半17分に同点に追いつくと、同35分にはMF豊倉博斗が決め、2-1で逆転勝利し、3年連続34回目の全国大会出場を決めた。

 組み合わせ抽選の結果、初戦の相手は初出場の五條(奈良)に決定。DF小林虎太郎主将は「去年、一昨年と出来なかった2回戦突破を目標に頑張りたい。なんとしても最低3試合は、やりたい」と抱負を口にした。昨年度は同じく奈良県勢の一条を4-2で下し初戦を突破したがDF小林は「一条の思いも背負って来ていると思うので気持ちに負けないようにしたい」と警戒した。

 

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▽第98回全国高校サッカー選手権宮城予選
第98回全国高校サッカー選手権宮城予選