それが日章学園に入ってから急速に台頭。U-17日本代表の森山佳郎監督の目に留まって抜擢されると、最後には「何よりエネルギッシュ。攻守でチームのために戦う姿勢を継続できて、信頼できる選手」と言わせるまでの評価を勝ち取った。

 U-17W杯では4得点。ミドルシュートあり、クロスからの押し込みあり、ヘディングあり、相手GKからボールを奪い取って決める“前田大然ゴール”など多彩な得点を披露。「どんな形でも点になればいい」というストライカー魂は、選手権でも各校の脅威となるに違いない。

(文=川端暁彦)

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